ヘッドライト完全復活 ― 2020/12/28 10:16
ポリッシャーの力は偉大です。
黄ばんで、くすんで、古いコーティングのボロボロしたのがビッチリこびり付いていて、ディーラーの「ヘッドライト復活施工」も全く効果が無く工賃だけ取られ、ついにはディーラーに「車検通るかビミョー」とまで言われたヘッドライトが、ピカピカに復活しました。
新車同様、とは言い過ぎかもしれないけど。
微妙な高さなので腰が辛いです。
まず、ヘッドライトを綺麗に水洗いしたら、ヘッドライトの周りをマスキングテープで二重~三重に重ね張りして保護します。 1枚だと研磨中に穴が空きます。 空きました。
次に、度胸を決めて、削りを入れます。
汚く貼り付いていたコーティングを削り落とさないといけないので、水をたっぷり付けた1000番の耐水ペーパーでヘッドライト全体を撫でます。 これが怖いほどよく削れるので、気が付いたらなだらかな表面に・・・割とすぐに終わります。 そこから1500番、2000番と耐水ペーパーの番数を上げて徐々に傷を消していきます。
この時点でヘッドライトはまだ真っ白くくすんでいるので、続いてポリッシャーの出番。 ウールバフを付けて、ソフト99の3000番コンパウンドを垂らします。 そして研磨。 最低回転数(6000回転/分)で十分です。 速すぎるとコンパウンドを撒き散らします。 回転が止まらない程度に当てる感じです。
しばらく続けると表面は滑らかですが、まだく白くすんでいる感じ。
3000番で磨いてコレ(↑)なので、やっちまった感がすごいしますが、大丈夫。
別のウールバフに付け替えて、今度はウィルソンの10000番のコンパウンドで研磨。 これ色んなものに使えるコンパウンドで、昔から愛用しています。 これでようやくホッとできるくらい透明になりますが、光に当ててよーく見ると、まだ小傷が残っています。
スポンジバフに付け替えて、改めて10000番コンパウンドでキュキュッと研磨。
これで小傷もなくなり鏡面化します。
鏡面仕上げの後は、ワコーズのハードコート剤で保護し、季節が季節なのでヒートガンで熱くなりすぎない程度に離して暖めて乾燥。 下向きライトなのに上方にも拡散して対向車に多大な迷惑を掛けていたライトが、本当に下しか照らさなくなりました。
----------------------------------
片方で1時間かかっています。 慣れたので次からは30分くらいでできそうですが、それでもポリッシャーがなかったら、もっと時間がかかっているどころか、そもそも綺麗に仕上がらなかった可能性も・・・3000番の施工後でも白くくすんでいた時は本当にバクバクものでした。
----------------------------------
それと、ポリッシャー(サンダー)を使ってみてわかりました。 確かにうるさい。
若干ご近所に気を遣う。 いや元々気を遣う距離にはご近所居なかったのだけど、ウチの前にベルリンの壁みたいな家が建ってしまって、まあ建築業らしくて深夜だろうが明け方だろうが騒音を出しとるし、一方的に気を遣う意味もないのだが。
だけど6000回転/分は、こういう用途には丁度良いことが判りました。
これはダブルアクションのせいもあるけど、これ以上回転を下げると、多分ポリッシャーとしての機能がダメになる。 ちゃんと考えられてるから製品化してるんですよね。
なので、回転数幅を拡げるのはペンディング。
.
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://k2000.asablo.jp/blog/2020/12/28/9331254/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。