デュアリスの天井から異音2019/05/19 21:35


半年ほど前から、段差を踏むとリアから 「タンタンタン」 と音がするようになり、リアハッチや後部座席のドア、ピラーを外して中を見ても異常箇所は見つからず、半年も乗ってると、「そういえばリアはリアでも天井付近から聞こえるな」 ということが次第に判るようになり、アプローチするまでが面倒なのですが、天井を開けてみました。

デュアリスの天井から異音

すぐに原因がわかりました。
私のデュアリスは20Gガラスルーフで、天井を開けた際に天板を押さえるバネ金具があるのですが、右リア側の金具がブラブラと遊んでる。

デュアリスの天井から異音

このブラブラとしたものが、段差を踏んだ際に天井に当たって、小気味良く「タンタンタン」と鳴っていたんですな。

これ左右対称で、左リアにも当然同じ金具が付いてるのですが、どうやら、バネを引っ掛けておく杭が根元から折れて紛失している模様。

デュアリスの天井から異音

樹脂製の杭なんですが、正直、日産車に使われてる樹脂は経年劣化が酷いので(というか、デュアリスはあらゆるパーツの経年劣化が酷いのですが)、全然天板を開けることもなかったのに勝手に折れちゃうという・・・。

根元からポッキリ折れていて、これだけ力のかかる部分を接着剤で修復するのは現実的じゃないので(折れた杭もどこかの隙間に落ちたのか無いし)、とりあえず可動天板のレールに干渉しないよう結束バンドで元の位置に固定されるようにしました。

修理後、実際に走らせてみて、いつもタンタンタンと鳴っていた場所を走っても、音が鳴らなくなりました。ヾ(๑╹◡╹)ノ"

ほんと、デュアリスは手の掛かる子です。
それでも良い車なのですがね。
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アルミ板で板金塗装2018/09/30 20:52


前回作った筐体が、車内の高温下でこんなんなりました。

ゆがんだ

2mm厚以上に平面に戻ろうとする力が強かった。

正直、ここまでやるつもりはなかったのですが、他に方法が思いつかなかったので、チャレンジしてみました。 アルミ板で筐体作り。

アルミ板金

ゴツイ。
本格的すぎ。

アルミ板金

前面はアクリルを使わざるを得ないので、ネジで固定。

アルミ板金

で、無塗装だとフロント硝子に真っ白に映り込むので、黒マット塗装。

アルミ板金

このデジタルタコメータを作った10年前に、これだけの筐体を作るスキルがあれば面白かったかも・・・とりあえず、アルミ板の板金塗装スキルを手に入れました。

本格的な板金作業ができるように、ベンダーもしっかりしたものを作っておこうか。
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リフローと自作デジタコ修理2018/09/24 18:12


いつも頭を悩ませる、表面実装リフロー用のメタルマスク。
ところが近年メタルマスクもついに敷居が下がってきて、随分と発注しやすいお値段になってきたので、今回初めて作ってもらいました。

生メタルマスク

今までは、OHPシートにレーザープリンタでパターンを印刷して、銅板の両面に転写して、塩化第二鉄でエッチングしてました。 成功率があまりにも低く、まともに使えるメタルマスクを作るのに数回作り直しが必要という・・・。

エッチング

この塩化第二鉄も、文具屋を中心に、あちこち探し回りました。

まだ品数が少なかった当時のジョイフル2では、「エッチング液ありますか?」と女性従業員に聞いたら「エッチな液ありますか?」とでも聞こえたのか、何とも言えない反応をされた苦い想い出が。 最終的に池袋駅の文具屋でようやく見つけましたが、量が多すぎて余りまくり。 中和しないと捨てられないのでホント大変です。

エッチング

エッチング

これやる度に、数十万円もする高出力レーザーカッターを買っちゃおうかなとか、カッティングプロッター買っちゃおうかなとかプリント基板を彫ってくれるCNCに手を出しちゃおうかなとか、死ぬほど葛藤しまくるのですが(それくらいエッチングは大変)、ついに小遣い程度の金額でメタルマスクが作れるようになっちゃいました。
葛藤によく耐えた。

今回の基板は再発注で、遙か以前の発注分はまだ使い切ってもいないのですが、まあ焼きやすいよう若干改良も加えて、メタルマスクが目的で再発注です。

早速試してみたところ、ソルダーペーストの抜けが良い!
基板に乗る半田の量も丁度良くてリフローし易い。

印刷中

面付けで1枚の基板に4個のパターンを作っているので一度に4個の基板を作れるのですが、これを2回、計8個の基板がノーミスで作れました。 これは嬉しい。

リフロー成功

しかも依頼はしていなかったのですが、先方が面付けに気付いてくれて、V-CUTを入れてくれました。 約13cmの細長い基板なので思ったより硬かったけど、素手で折れるのはすごく嬉しい。 いつもはサーキュラーソーで地道に切っていたので。

V-CUT

ということで、難なく完成。

完成

今年の猛暑で、自作デジタルタコメータ-の瞬間燃費グラフバー(右下の赤いLEDアレイ)の調子がおかしかったので、早速モジュールを交換。

自作デジタコ修理

ついでに、2mm厚のアクリル板を曲げただけで作った筐体も、今年の猛暑で元の形(平面)に戻ってくるという情けない状態だったので、アクリル板を1mm厚にしたうえで、ネジで固定するようにしました。 2mm厚以上はなかなか曲がらないけど、1mm厚の加工はすげー楽です。

自作デジタコ修理

まあ、デュアリスもあと2年乗るか乗らないかというところかもしれないので、自作デジタコで遊ぶのもこれが最後ですかねぇ・・・。 車を乗り換えてもCANの情報を拾って表示する機器としていくらでも再利用できますけどね。
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生メタルマスク2018/09/21 21:38


だからどうしたというわけではありませんが、
初めて生モノのメタルマスクに触れて、ちょっと興奮気味なので記録。

生メタルマスク

今までも表面実装基板は作ってて、その度にメタルマスクをエッチング技法で自力で作っていたのですが、初めてメタルマスクも業者に作ってもらった次第。

自作のメタルマスクとどれだけ使い心地が違うのか、試すのが楽しみ。
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MTB後輪パンク2018/03/04 17:22


先日、まだ新車のMTBの前輪が何もない平地でパンクして、なんぞやと思ったらチューブの内側に穴が空いていて・・・もしかして300kpaでは空気圧が足りないかと思って350kpaにしたら、乗り心地はやや悪くなったけどパンクしなくなって・・・。

先週はそれで40kmほど走ってきて問題なかったのですが、今日、15kmほど走ったところで、今度は後輪がパンク。その場でチューブを交換して、すぐに帰宅。

MTB後輪パンク修理

帰宅してチューブを調べたら、やはり内側に穴が空いている。
それも、チューブには貼り合わせた部分があるのですが、そこが小さく裂けてた。
チューブの製造国はMade in china。中国製だからといって粗悪品ばかりではないと思うけど、前後輪共にともなると粗悪品なんだろうか。もしもう一度パンクしたら、常時持ち歩いてる替えチューブに前後とも交換します。

滅多に外さない後輪を外したついでに、スプロケットとチェーンを掃除。

MTB後輪パンク修理

MTB後輪パンク修理

組み立て後はチェーンオイルを塗って完了。

ところで、ホイールを外す度にディスクブレーキのパッドの調整が必要になるんですが、そういうものなんだろうか?
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