VS2010 vs VS20082011/08/06 09:47


久々にオンラインソフトの新作を作ってるのですが、VS2010・・・。

・肝心なところで、あまりにもよく落ちる
・既に開いているソースウィンドウが、別のソースを開くと勝手に閉じる
・ダイアログのクラスを新規に作ろうとすると十中八九落ちる
・実用化には難色を示さざるを得ない重さ
(特にビルドの重さは尋常じゃない)
・出来上がったexeのサイズがVS2008の5倍近くに膨れあがる
・IDEのエディタの挙動が従来のエディタと違う
(特に\tを跨ぐ上下移動のカーソル位置の変化は開発効率に於いて致命的)
・デバッガの挙動が微妙におかしい
(ウォッチで拾えない変数も存在)
・システムドライブを信じられないほど圧迫する
・ドキュメント(MSDN)がVS2008を上回る使いにくさ

一応書いておくと、開発環境はCore2Duo 3.6GHz、メモリ8GB(XPなので3.3GBがメインメモリとして使われ、残りはRAMドライブ化して全てのTempをここに生成)。

私の今までの開発スタイルとして、散々慣れた VC++6.0 で主要機能を組み上げてからVS2008へ移行――と同じように、VS2008で主要機能をほぼ組み上げ終わってからVS2010へ移行という手順を取っていたので、これらの難点はほとんど感じてなかったんです。 で、今回は始めて最初からVS2010を使って開発を始めたところ、あまりにも開発効率が悪くて発覚したと・・・。

ということで、VS2010で復活したクラスウィザードや新たなクラスが使えなくなるのは勿体ないのですが、泣く泣くVS2008にダウングレードしました。 先日おもいきってVS2008を抹消してVS2010オンリーにしたばかりなのですが――。

アップグレードは簡単ですけど、ダウングレードは
プロジェクトごと作り直す必要があるので大変なんですよね。

ちなみにC#など.NET系は普通に使えてました。
ただ私の利用頻度は、VC++ > C# > VB ですので・・・(-_-;

ところで、VS2008の何かが強烈に嫌で、VS2010への完全移行を目論んだような記憶があるのですが、いったい何が嫌だったのだろう・・・クラスウィザードが無かったこと? それもあるけど、もっと別の理由があったような気がするんだけど・・・。

VC++6.0最強だったなぁ。
 

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