日帰り山梨甲府旅行2012/05/04 23:50


毎年恒例、GWに友達と行く日帰り旅行、今年も行ってきました。
今回行ったのは、やはり山梨(山梨率が高い)ですが、主に甲府。

本当は昨日3日に行く予定で、しかも雨天決行の予定だったのですが(遠方の友達も遙々高速道路に乗って来た)、さすがにこの大雨で行くのはバカだろう、ということで4日に変更。大正解でした。

中央道も、昨年とは比較にならないくらい混雑が少なくて、
わりとすんなり現地に到着。

まず最初に行ったのは、昇仙峡にある、影絵の森美術館。
ここには、影絵で有名な藤城清治氏の作品はもちろん、裸の大将で有名な山下清画伯の直筆のペン画が飾られていたりと、大変見応えがあり、見ているだけで満腹になれる場所です。

影絵の森美術館

次に向かったのが、この美術館の川向かいにある、昇仙峡ロープウェイ。
入口になにやら萌え絵らしきものがチラリと見えたが・・・帰りに要チェックだな。

昇仙峡ロープウェイ

まず標高1050mまでロープウェイで一気に上がったあと向かったのは、うぐいす谷。

うぐいす谷

行ってみると、絶壁にぶち当たりました。

うぐいす谷はまだマシ

この足下の岩の先は絶壁です。
落ちたら一環の終わり。

まあ崖に近づくと危険は危険ですが、寄りかかったり捕まる場所も多く、なにより岩自体は真っ平らなので、高所恐怖症の私でも、(あえて近づこうとは思いませんが)それほど強い恐怖は感じません。

次は、うぐいす谷とはロープウェイを挟んで正反対に向かってみます。
軽い登山気分を味わえるところですが、休憩所から何やら異様な光景が・・・。

岩に人が立ってます。岩の先は絶壁

岩の上に人が立ってる。 弥三郎岳というらしい。
岩の先は、もちろん絶壁。 高さ100mはあるんじゃなかろうか。落ちたら当然即死。

まあ、広そうだから行っても大丈夫かと思って
行ってみた。

絶壁に登ってみた

絶対無理。
この写真に写ってる人達、絶対に頭おかしい。 どうかしてる。
なんで立ってられるんだよ。

岩は平らじゃなくて、全体的に丸い。だから足下がおぼつかない。立つどころの話じゃない。手すりも無い。雨降った後だし、ツルッと足を滑らせるか、躓いてコケたら、そのまま転がって崖下に転落は99%間違いない。

俺は両手両足で這いつくばるようにしてるのに、それでも微塵も安心できない。 体が勝手に崖下に吸い込まれてるような間隔。

どうやって来た道を戻ったら良いのかも判らない。
体が動かない。 ほふく後退したら何かに突っかかって驚いて転げ落ちるかもしれない。 とにかく手すりが無いのが一番怖い。 これスリルとは言わない。スリルってのは恐怖の中に少しでも楽しさを感じるもの。 これ楽しくない。 死と隣り合わせの人生最大の恐怖だった。

――こうして思い出しながら書いてるだけでケツが痺れて、寒気がして、体全体がグラグラ揺れて、気を失いそうになる。 我慢してあの連中のいる場所まで行って立ってたら、その場で気を失って倒れて今ごろ山梨県警が崖下に出動している頃だろう。

とにかく、これは写真では絶対に伝えられない恐怖。
この場に立った本人にしか判らない。
マジでナメてました、すみません。

ナメてた、死ぬ

なんとか命からがら鎖のあるところまで戻ることができた!
このたった1本の鎖を、目一杯の力で握りしめながら1歩1歩ゆっくり降りていく。 このルートも絶壁に近い状態なので、後ろ向きに確実に降りた。

そして、再びロープウェイに乗って、下に戻ってきた!

昇仙峡、こんなところにまで萌えの手が

店内にも萌えキャラが。
チビキャラより、お姉さんキャラがなんか気になる。
で、帰ってから調べてみた。

せんがタンは別にいいが、仙娥さんが好みだ

名前を「仙娥さん」と言うらしい。 清楚で綺麗ですなぁ・・・チビキャラの方はせんがタンと言う名前で二人は姉妹らしいが、それは俺的にはどうでも良い。仙娥さんがステキすぎる。

仙娥さんは皆口裕子さんに、せんがタンは釘宮理恵さんがベストだろうか?
それで父親は田中秀幸さん、母親は島本須美さん、福仙人は山寺宏一さん。

昼食はほうとう

そのまま、昇仙峡のほうとう会館で昼食。
ここはヒスイ(?)の産地でもあるけど、それで思い出しました。 ここ初めてじゃない。 小学生の頃に来たことがある。 ここで沢山袋詰めされたヒスイの欠片を買って喜んでた小学生時代の俺。 今となっては一粒も残ってないけど・・・。

本当は仙娥滝も見たかったのですが、時間がおしていたのでスルー。
次の目的地、ほったらかし温泉に向かいます。

続いてほったらかし温泉

友達は来たことあったらしいのですが、私は初めて。

「あっちの湯」と「こっちの湯」があって、1回の料金でどちらか一方しか入れないらしい。 写真も無しでは判断のしようがないので、来たことがある人に判断を任せた。 ということで「こっちの湯」に決定。

いやー、いい湯だったー。
30分くらい露天風呂でボーっと空眺めながら浸かってたかもしれない。

続いて桔梗屋工場へ

本日最後のコースは、信玄餅の元祖、桔梗屋(ききょうや)の工場見学です。
見学開始まで散々待たされた割に5分程度で見学終わってしまいましたが(^_^;

手作り信玄餅づくりに挑戦

そのあと信玄餅の包装を体験できるコーナー(¥300で4個)で、梱包やってみた。 数個作る程度なら簡単だけど、工場のラインで延々と包装するのは無理かも・・・。

1こ左上作り方無視した

最初、教えてもらう前に勝手に作ったのが右上。
残りは、ちゃんと教えてもらって作ったやつ。
勝手に作ったのはやはり何か不格好ですな・・・。

地元に帰宅したあとは、ステーキのどんでディナーして解散。
死を覚悟したあの時を除けば、結構楽しい一日でしたw


――あー、あと余談ですが、中央道で車の間をすり抜けていく、やかましい仕様のバイク乗りの格好を見て「猿ボボ」を連想し、以降バイク乗りが猿ボボにしか見えなくなった。
 

金環日食グラス自作2012/05/17 00:28


(下手すりゃ失明するので)
一番書いちゃいけなそうなことを書いてバカかと思いますが(^_^;
(失敗例として載せておきますが、超危険なので絶対に真似しないように!)


多忙ですっかり情弱だった私は、本当にごく最近になって
金環日食のことを知りました。

地元の家電店で新しいFAX電話機を買いに行った時、店員に 「コレでLEDライトを覗いてみて下さい、点にしか見えないですよ、おひとつどうですか?」 と嬉しそうに話していて 「だからどうした」 と心の中で思っていた私でしたが、最近のニュースで、あーそういうことかとw

一昔前の学研科学の付録並みに安っぽい作りの紙メガネが700円とか――決して安いとは思えなかったのですが、今にして思えば買っておけば良かったかなーと。 ただ、安全基準を満たしていない紛い物の遮光グラスも出回っているようなので、安易に買うのは良くないとは思いますが。


で、amazonに良さそうなのがあったのですが、迷ってるうちに売り切れました(泣)
腹立ったので、思い付きでこんなの作ったり。

日食グラス自作(危険)

3mm厚・透明色の硬質アクリサンデー板に、紫外線カット機能のある可視光透過度僅か2%のスモークフィルムを8枚重ねにしたもの。 計算上は可視光透過度0.02%。

試してみたところ、昼間の環境光はほとんど見えない。真っ暗。
そこで、太陽でも一応試してみたが――まあ普通に見れるが、なんとなく眩しく感じる。 紫外線か赤外線をカットしきれてない可能性がある。 ミラーフィルムでもあれば一気に反射できそうな感じではあるが。

念のため、200ルーメンのLEDライトで試してみた。

200ルーメンのLEDライト

ご覧のように、肉眼では直視不可能。
これを自作グラスで見てみると。

自作遮光板を通してみる

カメラが高感度なため、実際より明るく写ってるけど、LEDチップの表面の模様まで、はっきりと見えた。 こちらは眩しさを全く感じないどころか、肉眼では本当に暗い。 まあLEDなので可視光以外余計な光を発していないせいかもしれないけど。

なんにせよ、太陽だけはナメてかかるべからず。
地元の店でまだ売ってたら、それ買うことにする。

[追記]
自作グラスを調査したところ、可視光線と紫外線は十分カットされますが、赤外線が素通しなので超危険な代物と判明! 失敗例としてこのまま載せておきますが、超危険なので真似しないように!
.
 

やっぱり危険2012/05/17 23:57


昨日作った遮光グラスですが、可視光と紫外線はカットされてましたが、赤外線が通過していました。 ということで超危険な代物なので、やはりキチンとしたものを購入しましょう(^_^;

というか粗悪品が多いとか報道されてるし、どれが本当に良いのやら。
というかどこで買えるよ?
 

太陽グラスゲット2012/05/19 17:18


金環日食の遮光グラス。
先日自作しましたが、赤外線領域が遮断できず断念。

仕方ないので、軽く探したところ、参考書を買うために立ち寄ったショッピングセンターで確かな製品を偶然発見、ゲット! 溶接作業時のアーク放電から目を守る工業用量産フィルターガラスそのものを採用した製品とのことです。

株式会社アーテックの太陽グラス。 なんと\500でゲット。 あんまり安くて2枚ゲットしてしまいましたが、これって明らかに客寄せ用ですよね・・・スーパーで言うところの\99の卵パック。 ごめんなさい、今度また何か買います(汗)

株式会社アーテックの太陽グラス

株式会社アーテックの、日食グラスに関する安全報告がこちら
ハッキリクッキリ安心して使えるようです(^^

カメラとか併用するなと書いてあるのですが、やってしまいます。
このフィルターを通して、太陽を撮影してみました。

緑色に見える

通している可視光透過域の関係で、緑色に見えます。
(赤外線領域と紫外線領域を優先してカットしている為と思われ)

わりと輪郭がクッキリしていますね。 フィルムやプラスチックだと肉眼では見えない細かい傷とかでボヤけることもあるようですが、ガラスなのでその変もクリア。 悪くない。

で、先日と同じように200ルーメンのLEDライトを覗いてみた。
こちらは色が違うだけで、結果は同じような感じ。
でも非可視光領域のカット性能は桁違い。

200ルーメンのLEDライトを見る

うーん、やっぱ質が全然違いますね。
世の中、自作できない(すべきでない)ものもある。 完敗です( ̄◇ ̄;)
.

金環日食、見れて本当に良かった2012/05/21 07:54

 
素直に、見られて本当に良かったと思います。
感動しましたー。 こんなのそうそう見れません。

だんだん欠けて

更に欠けて

輪っか

リングが綺麗すぎて、リング型自発光電源スイッチにしか見えなかった。