USB搭載PICを使ってみる2013/03/13 01:03


今までPICとUSB接続する際は、秋月電子の「FT232RL USBシリアル変換モジュール」を使っていたのですが、(なんたってUSB接続対応PICがこれほど身近になる前にUSB接続する必要性がでてきて上記モジュールを使ってたので)

でも、今やマイコンとUSB直結なんて当たり前っぽいので実験してみました。
今更感はありますけどね(^_^;


設定次第でいかようにも変えられるのですが、とりあえず電子工作ならシリアル通信ぽいことさえできれば大抵のことは事足りてしまうので、もっとも一般的で敷居の低いHID接続で試してみることに。

使用したのは、PIC18F14K50。
20pinと小型ながらUSB直結可能なマイコンです。

最初からUSB接続することを前提に作られたマイコンなのでルール通りに組めば良いのですが、USBの規格で軽くはまった。HiSpeedは64bytes固定と知らず通信エラー頻発。最低限の知識ってのはやっぱ必要ですな。

で、ブレッドボードに最小限の回路を組んでみる。
2列のLEDアレイはI2Cで動作する自作モジュール。
スレーブアドレスはそれぞれ固有に設定済み。(0xd0、0xd2)
写真左上に消えていくケーブルの先はPICKit2でICSP接続。

USB搭載PICで実験

早速PCに繋いでHIDデバイスとして認識されれば成功。
HIDは専用ドライバがいらないのがスバラシイ。

今後の私自身の汎用利用性を考えて
HIDアクセス専用のDLLを作成。

そのDLLを、昔作った音声アナライザでロードして、音量データを規定の範囲に圧縮して送信すると、見事バーグラフが動いてくれました (>▽< )

USB搭載PICで実験

で、これが動画。(YouTube)

これ、結構色々な目的で使えそう。
調べておいて良かった。
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