救命病棟24時 第5シリーズ ― 2013/09/10 23:43
救命病棟24時 第5シリーズ最終回。
思ったほど悪くなく、時任三郎氏を入れて色濃くしたのも正解ですね。
ただやはり、幾つもの難点は拭えないですね・・・。
まず各人のエピソードがあまりにも薄すぎる気がします。
何話も通して時任三郎氏がひた隠していたことも、蓋を開けてみれば「隠すほどのこと?」のような。院長が進藤先生の指導医とか(だからどうした的な)、後から来た研修医サルの腎臓が小田切医局長の腎臓だとか、小島医局長の幼少期のエピソードとか、とにかく薄っぺらいものをひたすら詰め込んだ感が拭えません。 うまく使えば盛り上げられそうなキーワードを、あまりにも安易に使い潰しまくってしまったような。
ただ、Drビーンの使い方は良かったと思います。
それと物足りなさ。やはり救命の24時らしくインパクトとスピード感が重要だと思いますけど、のんびりした話をいつまでも引っ張りまくって、見ていて少し疲れを感じたり。
話を一番面白くできそうなバイオハザードを最終回1本に収めて、しかもあまり大事には至らずというのはドラマ的にどうかと。
個人的にはシリーズ1~3は大好きですが、病院が狭く人が少なすぎる&進藤先生が丸くなりすぎてしまったシリーズ4、そして始終あっさり味に終わってしまったシリーズ5は残念な部類かな・・・。
やはり、江口洋介氏が演ずるツッケンドンで丸くない進藤先生、ダイナミックで荒々しくも繊細で的確な治療・オペをするゴッドハンドが24時最大の見所だと思っているので、もしシリーズを続けるなら絶対に進藤先生は復活希望です。
と、個人的な勝手な感想でした。
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