あれから10年が経過2013/10/10 14:15


そういえば、母親が心筋梗塞で倒れてから
ちょうど10年が経過したんだなぁ――未だ超元気ですわ。

2003年10月5日(日曜日)の早朝。
母親が今まで聞いたことのないような酷い呼吸音胸痛を訴えて、日曜日なのでほとんどの病院が休診だったので救急車を要請。(これが、もしもマイカーで病院に運んでいたら手遅れだったかもしれないので、日曜日だったのは最大の不幸中の幸いだったとも言える)

最初は地元の病院に1週間入院していたが、CTでブ厚い胸水が、胸部レントゲンで心臓がベシャンコに潰れていたのは見えたが、詳しい症状がわからず処置しかできないため、私一人カルテとレントゲンを持って埼玉県茂呂山町にある埼玉医科大学病院の心臓血管外来へ。

それが、今から10年前の今日
2003年10月10日。
  
当時の私は方向音痴バリバリ状態で、カーナビも無いし、GoogleMapも無い時代なので、VAIO-C1に入れていたNavinYouの地図を何度も追いながら頭に叩き込んで、あとは道路標識だけを頼りに、なんとか辿り着いたのを思い出した。(NavinYouのGPSアンテナは感度が悪く、ほとんど役立たずだった)

で、朝一で行ったのに外来で5時間も待たされてようやく呼ばれて、すぐさま転院が決定。
2003年10月11日に、救急車で埼玉医大に転院。 診断の結果は虚血性心疾患。 要するに冠動脈が詰まって心筋の一部が壊死した状態です。 なので手術の内容はバイパス手術なのですが、入院中に色々なトラブルがあって(血液をサラサラにするヘパリンの過剰投与によるヘパリン起因性血小板減少症の発症や、GDP値異常等)、結局3ヶ月も入院することになり、入院費その他、かかった費用は結構なものに・・・。

で、それらのトラブルから普通のバイパス手術ができなかった為、手術は主治医ではなく心臓血管外科の教授オプキャブという心臓を止めずにバイパス手術をする施術をやってくれたという贅沢三昧で――これがまた手術が完璧すぎて、いまだ元気なんですわ。 息子の私より遥かに健康なんですわ。 助けてください(泣)

当時、多くの母の友人が御見舞に来て下さったのですが、この10年の間に結構な方々がお亡くなりになりました。 母より先にお亡くなりになるとは想像もできなかった方々ばかりで・・・なんだか色々と複雑な気分です。
 

ファミコンが動いた!2013/10/26 00:22


探し物のついでに、押し入れを整理していたらファミコンの本体が出てきたので、TVの接続ケーブルを作って繋いでみたら動いた!

ファミコンが動いた!

たぶん、電源を入れたのは15年ぶりくらいですかね(^_^;;
昔はマリオブラザーズの鬼だったのに、久々にやったらムムムム...
達人級のウデはどこへやらw

しかし、懐かしくて涙が出ます(;_;)
なんたって30年前ですもんね。
当然、スーパーマリオやその他、多数のゲームも無事。 実際にプレイしてみると意外と体が覚えているようで、スーパーマリオも無意識に天井走らせたりワープを使ったりw

私を別の世界へと導いたゲームの一つも、無事に動きました。(↓)
サンソフトの超惑星戦記メタファイト

ファミコンが動いた!

このゲーム、ストーリーやフィールド設定、アクションや音楽など全てにおいて良いのですが、中でも特筆すべきはファミコンの性能を限界まで引き出してる技術者魂が光る作品という点でしょう。とにかくクォリティが高く、作りが丁寧で妥協がない。 こういう時代に技術者として生きたかったと思える作品です。

次。
カセットのガワを失っているカートリッジもいくつかありました。
下はテクモ(現:コーエーテクモゲームス)のソロモンの鍵
基板剥き出しです。

ファミコンが動いた!

意外とアクション要素の高いパズルゲームです。 なんだかんだで3時間くらいハマって45面まで行きました。 あともうちょっとでオールクリアなのですが時間切れ。 43面で手間取ってゲームオーバーになる度に41面に戻されるしで、ちょっと大人の身としてはストレス(笑)

次は、永遠の名作、ハドソンの迷宮組曲
このゲームも本当に面白くて、かなりの時間を注ぎました。
なんたって広大なスケールの割にセーブ機能が無いから、ぶっ通しでやるしかない。

ファミコンが動いた!

次はサンソフトの水戸黄門
――基本的に私はサンソフト多いですw

ファミコンが動いた!

このゲーム、なんと喋る

「この紋所が目に入らぬか!」、「いらっしゃいませ」、「いらっしゃい!」、「はずーれー」、「ざんねんでしたなぁ、黄門様」、「ハアーッハッハッハッハ!」 などなど。 このゲームが出た当時の黄門様は、二代目となる故・西村晃氏だったので、笑い声も西村氏に合わせたものだったかもしれません。 他のメンバーもあおい輝彦氏、伊吹吾朗氏などがベースに。 あとはうっかり八兵衛、お銀、弥七。 彼ら6人が当時の主要メンバーなので、飛猿がまだ居なかった時代ですね。

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残念ながら、ディスクシステムは確認できませんでした。
なぜかACアダプタが1つしか無かったのと、ゴムベルトが伸びてしまってる為です。 ゴムベルトはAmazonで入手できるようなので試してみたくもありますが、あとはディスクカードの状態が気になるところですね。 なんたって保存状態があまり良くない。 リンクの冒険とかメルヘンヴェールが遊べたら最高なんですが。
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ディスクシステムのゴムベルトを自作2013/10/28 00:25


昨日、押入れから久々に出てきたファミコンに電源を入れたら、ディスクシステムも気になってしまったので、ダメになっていたゴムベルトを直してみることにしました。

実は、かなりの昔にゴムベルトの自作に一度チャレンジしたことがあるんです。 誰もが考える輪ゴムセロテープも当然試しましたが全然ダメ。 ゴムなのに伸びないというか、ゴムベルトの特性があまりにも奇妙で、これの代替にできる「入手が容易な材料」なんてあるのかと・・・当時はネットにも自作の情報は皆無でしたし、やはり純正ゴムじゃないとダメなのかと半ば諦めていたのですが――。

時代の流れは非情ですが、良い面もあるんですよね。
ゴムベルトを自作された方がついに現れました。 どなたが先人なのかは判りませんが、私はとりあえず以下のサイトを参考にさせて頂きました。

▼あんまんがのおうち-S : ファミコン復活修理(ディスクシステム編)
http://anma.sblo.jp/article/33981334.html

材料は非常に安価で、どこのホームセンターでも売られているビニールテープです。 なぜ思いつかなかったのか・・・確かに純正ゴムベルトと非情に似ています。 発見者は頭イイです。

ディスクシステムのゴムベルトを自作

もともと持っていたビニールテープがあるので、これを使います。

1本は24cmで、もう1本は24.2cmくらいでカットし、互いに12cmくらいズラしたところで張り合わせ、残りの粘着部分を輪っか状にして張り合わせます。 ちなみに2mmほど多めに切ったテープを外側にします。 輪っかが出来上がったら、ハサミなどで3mm以下の幅で綺麗に切断します。 以下のような輪っかができるはずです。
ディスクシステムのゴムベルトを自作

輪っかが出来上がったら、早速ディスクシステム本体を解体します。 ちなみにかなりのところまで(回転軸の取り外しまで)解体しないとゴムベルトの交換はできないので、若干面倒ですけど難しくはないので、外した部品を無くさないよう注意すれば問題ありません。

ということで、交換してみました。

ディスクシステムのゴムベルトを自作

指でモーターやベルト自身を動かしてみると、見事に回転軸に動力が伝達されました。 これはイイ! イケるのか!? 早速メトロイドを挿入!!

ディスクシステムのゴムベルトを自作

キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

ディスクシステムのゴムベルトを自作

懐かしすぎる・・・涙が出ます(;_;)
ちょっと遊んじゃおうかな。

ディスクシステムのゴムベルトを自作

B面を入れて下さい、とのことなので、ディスクを裏返す。

ディスクシステムのゴムベルトを自作

!(゚△゚;)
「ERR 27」
何度やってもダメ。

回転軸の位置調整は問題ないはずだし、まさかと思って、持っているディスクカードを片っ端から調べたら、4割は無事でしたが、6割はディスクエラー・・・エラーの内容も23だの21だの様々。 ちなみにメトロイドのように片面が無事で、片面がエラーというのが多い。 一番やりたかったリンクの冒険もそう(泣)

たぶんディスクカード自体は問題じゃない。 ディスクカードに記録されているデータが経年で薄れたか(?)、もしくは磁気か何かの影響で消えたかしたのでしょう。 なんたって保存状態も良いとは言えず、放置されて15年近く経ってますからね・・・。

ディスクシステムがタダ同然で簡単に復活したのは嬉しいことですが、ディスクカードがこれでは、ややがっかりです。 仮想ディスクドライブの実例もそこそこありますし、マイコンで仮想ドライブでも今度作ってみましょうかね。
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