あの花2011/07/30 19:01


ノイタミナの作品
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」

月に1~2回はドライブに行く、身近な秩父が舞台とのことで見たのですが、
現代が舞台にしてはノスタルジックを感じるし、結構気に入ってしまいました。

アニメ作品はあまり詳しい方ではないけど、地方を舞台にする大抵の作品は、たとえば「秩父」というくくりは使うものの、それ以外は全て架空の地名や製品、看板は一字違い(SOMY)とか、そういうの多いですよね。

でも、この作品は風景を似せて――とかいうレベルではなく、そのものの橋や地名、小道具である商品に至るまで、ほぼ実在するものを使ってる。 秩父の特徴の一つ、削れた武甲山や、しょっちゅう登場する西武鉄道の駅や車両、デザインその他も見事にそのまんま。 西武鉄道がこのアニメを大々的にPRしてたくらいですからねw (駅にもポスターとかよく貼られていた)

ちなみに、秩父はすごく広いけど、
この作品の舞台は、秩父駅を中心とした半径1km範囲内という感じ。 毎度映る秩父橋、工事のバイトをしていた羊山公園、(じんたんが妄想でめんまに抱きつかれてた場所は羊山公園の芝桜)、バスターズの会合場所である第17番札所の実正山定林寺、主人公の母の墓がある「聖地公園」もだいたいそんな距離。 宗教的な問題が無ければ、もう一人の主人公めんまの遺骨も聖地公園で眠っている可能性が。 なんか生々しい話になってきたな・・・。


ちなみに、秩父商工会議所の依頼で、あの花のエンディングテーマのオリジナルを作ったバンドグループ「ZONE」が、秩父ミューズパークの野外ステージで8月にコンサートを開くそうです。(秩父橋からは距離にして4kmほど)
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/07/27/090/index.html

秩父ミューズパーク野外ステージ

ちなみにココ、屋根もなく夏場はもの凄く暑いので、装備には要注意です。